目指すべきはANAかJALの上級会員
航空会社の上級会員を飛行機に乗らなくても維持出来るというような在外だと耳を疑うようなベネフィットがあるのは、ANA/JALと日本のクレジットカードだけです。以前はDeltaもデルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードを持っておけば維持できましたが、\26,000支払い、残念な改悪でさらに年間150万円（1か月12万5千円）も使わないと維持できなくなりました。
ANAは\11,070、JALは\11,000さえ払い続ければ上級会員の資格を維持できます。
ANAやJALのサービスがいいからとか日本に住んでいるからという理由でANAやJALの上級会員を目指すのではなく、維持が容易だからという理由で目指すことになります。ANAやJALのマイルが使いやすいかどうかの考察は別記事で行いますのでここでは、維持のために必要なクレジットカードは何かといった観点の記事になります。
航空会社の上級会員はなぜ持つべきか？
簡単ですが、 メリットが数多くあるからです。
空港ラウンジ
空港で飛行機待つ乗客が快適に過ごせる待合室のことをラウンジと言いますが、上級会員の場合、航空会社が運営するラウンジを利用することができます。
優先チェックイン
各空港の各航空会社には、優先チェックインカウンターがあり、さらに空港によっては専用の保安検査場を利用が可能な場合もあります。搭乗手続きや手荷物預けをする場合に、それら優先レーンが利用できると待ち時間の短縮につながります。
優先搭乗
座席のクラスに関わらず、優先して飛行機に搭乗できます。
手荷物制限の緩和
国際線の飛行機に乗る際の預け手荷物は、通常23kg 2個が限度ですが、上級会員はこの重量制限が緩和されます。
上級会員資格
ANAならスターアライアンス、JALならワンワールドに所属する航空会社の便を利用した場合でも、上級会員として扱ってもらえます。
ANAで上級会員を目指すなら所有すべきは三井住友VISAカード
ANAの上級会員はスーパーフライヤーズ（SFC)と言いますがこれを維持するのにクレジットカードを持っておく必要があります。この維持するためのSFC専用クレジットカードはクレジットカードですから審査があります。晴れてSFC資格を持ったのに審査で落とされると目も当てられません。
アメリカにいるとマイルを貯めるのに日本のクレジットカードはほとんどメリットがありません。ただ、日本円で支払って、米ドルを得るという両替みたいなことをするには日本のクレジットカードは欠かせません。それ以上に、SFC維持のためにはなくてはならない存在なのです。
SFCを維持するためのカードは12種類（発行会社を別として）あるわけですが、年会費をなるべく抑えようと考えるとピッタリはまるのが、ANA VISA/Master/JCB スーパーフライヤーズカードです。
米国駐在でマイルを貯めるメリットがアメリカのクレジットカードを使うほどないとはいえ、それでも日本円で払う状況はありますからそんな時にやはりマイルがたまりやすいほうがいいに越したことはありません。これを条件に加えると、ANA VISA/Master/JCB スーパーフライヤーズゴールドカードということになります。もちろんANAマイルをためて有効に活用される方は、ゴールドを選択すべきです。
あとはこの各3種類から、VISA/Master/JCBどれにするかで悩むわけですが、どれも国際ブランドで遜色ないのですが、年会費を安くするという観点からすると三井住友のVISA/MASTERを選択することになります。
SFC会員になって審査なしでSFCを発行するために、三井住友のANAワイドカードを、ANAマイルをためる人はANAワイドゴールドを発行しておくことをお勧めします。
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