節約 光回線おすすめは?帰任時の参考に。実際に契約してみた筆者が教えるおすすめ光回線6選とその理由

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筆者は賃貸に出していた自宅が戻ってきたので、浦島太郎状態だった光回線について調査し実際に契約しました。正直それぞれにメリットデメリットありますので、状況によってどれが一番というのは変わります。重要なポイントは、月額料金、回線速度、割引、申込窓口。これら4つポイントを確認し、現時点でおすすめの光回線を紹介します。

取り急ぎ我が家の選択

ドコモの携帯(いまだにFOMAの電話回線のみで980円)を契約しているので、GMOとくとくBBを通じて、ドコモ光にしました。

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光回線とは?

光回線とは、高速通信が可能なインターネット回線です。表にまとめてみました。

光回線
名称提供/運営提供エリア備考
フレッツ光NTT全国 東と西に大きく分かれるシェアの7割を占める
NURO光ソニーネットワークコミュニケーションズ東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬
愛知、静岡、岐阜、三重
大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良
福岡、佐賀
世界最速の光ファイバーサービス、最大速度が2Gpbs
auひかりKDDIマンションタイプは全国
戸建て住宅用は愛知、静岡、岐阜、三重、大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀、福井、和歌山を除く全国各都道府県
一部地域では10Gpbs、5Gpbsといった速度提供あり
以下、電力会社が独自で引いている光回線を利用。提供エリアが地域限定。電気やガスのセット割も。
コミュファ光中部テレコミュニケーション愛知、静岡、岐阜、三重、長野中部電力 新たに長野がエリア内に
eo光ケイオプティコム/BIGLOBE大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀、福井、和歌山関西電力 プロバイダが2社に
MEGAEGGエネルギアコミュニケーションズ広島、岡山、山口、島根、鳥取中国電力
PikaraST Net香川、愛媛、徳島、高知四国電力
BBIQ九州通信ネットワーク福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島九州電力

光コラボレーション

最近、光コラボレーションという言葉を聞いた事はありませんか?2015/2に提供が始まったサービスで、筆者はちょうど渡米直前で知りませんでした。「光コラボレーションモデル」とは 光コラボレーション事業者が、NTT東/西日本から光回線を借り受けて提供する光アクセスサービスと、自ら提供する様々なサービスを組み合わせ、より便利なサービスを提供していくモデルです。本モデルにより、 NTT東/西日本から光回線を借り受けてサービスを提供する事業者を「光コラボレーション事業者」と、また、光コラボレーション事業者が提供する光アクセスサービスを「コラボ光」といいます。

「回線事業者」と 「接続事業者」

「光コラボ」が登場するまでは、「回線事業者」と 「接続事業者」の2つと契約する必要がありました。「回線事業者」というのはインターネット接続に必要な光ファイバー網などを持っている会社のことで、 NTT東日本やNTT西日本、KDDIなどがこれにあたります。
「接続事業者」というのは「プロバイダ」と呼ばれている会社のことで、 BIGLOBEや OCNなどがそれにあたります。

光コラボ

光コラボは、NTT東日本・NTT西日本が提供している「フレッツ光」の回線利用とプロバイダーのサービスが一体化したもので、窓口が一つになります。光コラボでは、携帯電話などのセット割も多く、たいていの場合別々に契約するよりもインターネット使用料が安くなります。

光回線の選び方

ドコモ光、ソフトバンク光など、500社以上の事業者が各社携帯とセットで契約することでお得になるセット割をはじめ独自のサービスを展開しています。どの事業者を選んでもインターネット回線の速度や品質は大きく変わらないので、契約しているスマホとのセット割や利用用途に合わせた光回線を選ぶことが重要になります。

転用

2015/2に始まった光コラボでNTT東/西日本との直接契約(フレッツ光)から光コラボ事業者への契約変更手続きが、転用と呼ばれた手続きでした。フレッツ光の契約者が光コラボ事業者への変更は「転用」手続きだけで契約変更が可能で、光回線は同じなので転用の際に開通工事は不要となります。 一方で、フレッツ光への再契約や光コラボ業者での乗り換えは出来ず、解約、新規契約となっていました。 要は、「光コラボからフレッツ光」へ、「光コラボから光コラボ」へは、光回線の再利用が出来ず、転用出来なかった為、一度「解約」してから再度「新規契約」をして「開通工事」を改めて行う必要がありました。

再転用

最近、再転用という言葉を聞いたことはありませんか?こちらは2019/7に始まった手続きです。
再転用手続きが2019/7から始まったおかげで、「フレッツ光から光コラボへ」は転用手続き、「光コラボからフレッツ光」へ、「光コラボから光コラボ」へは再転用手続きとなりまたし。どちらも「事業者変更」となり、今まで認められていなかった光回線の再利用が可能となるため、開通工事不要で乗り換えが可能です。

転用と再転用

出来ない場合

・新規契約し、物理的に2本の光ファイバーケーブルを通してインターネット不通期間をなくしたうえで、解約する。
・インターネット不通期間を覚悟して、解約、新規契約をする。
といった方法しか取れませんでした。

また、どちらの方法を取ったとしても特別な手続きを経ないと、ひかり電話は同じ番号で契約することは出来ませんでした。

出来る場合

・簡単な手続きで事業者を変更できる。
・電話番号もそのまま引き続き使用できる。
と、不備が解消されました。インターネットの不通期間が解消されました。

筆者のおすすめ その1

筆者のおすすめは、光コラボです。2015/2に光コラボレーションが始まり、2019/7には光コラボ事業者間での契約変更が可能となった。これが、筆者が光コラボをおすすめする一番の背景です。

光回線選びで重要な4つの比較ポイント

光回線を選ぶうえで重要な4つの比較ポイントについて細かく説明していきます。

月額料金

光回線の月額料金は平均して戸建てで5,200円、マンションやアパートで4,000円です。月額料金に大きな違いはありません。今は、1つの光回線を長く使っていくのではなく、どんどん乗り換えていくのが主流の時代です。スマホや保険の見直しのように数年たったら光回線も見直しましょう。

回線速度

通信速度が速い光回線を選びましょう。現在、ほとんどの光回線の最大速度は1Gbpsになります。速度が遅くて安定しない、夜になると遅くなる・・・という声も多く、速度に定評のある光回線を契約しても速度が遅い場合もあります。auひかりやNURO光など一部の光回線で1Gbps以上のプランを提供していますが、月額料金も高くなり、提供エリアも限られます。光回線を乗り換える理由の中でも速度に関する不満はとても多いので、速度に定評のある光回線を選ぶことはとても重要です。

スマホとのセット割引

光回線の選び方で最も重視したの契約しているスマホの会社と光回線の会社をまとめることです。ドコモとドコモ、ソフトバンクとソフトバンク、auとau。 光回線の月額料金が安くなるわけではありませんが、毎月のスマホの料金が割引されます。現在、光回線とスマホを別々の会社で契約している方はまとめた方が絶対にお得になります。

申し込み窓口

光回線は家電量販店、ショップ、ネットなど申し込み窓口によってキャッシュバックの金額(特典)や受取り条件が変わるため、どこから申し込むかがとても重要です。キャッシュバックが増額されて一見お得に感じるかもしれませんが、オプションの月額料金を含めるとトータルでお得にならない、キャッシュバックの受取り条件に複数のオプション加入が必要なパターンもありますので慎重に検討しましょう。

筆者のおすすめ その2

月額料金はどの光回線もそこまで変わらないので、契約しているスマホが3大キャリア(ドコモ・ソフトバンク・au)であれば光回線の会社とまとめてしまった方がスマホ代も安くなるのでおすすめです。そういった意味でも光コラボで契約し、見直す場合は、スマホとセットで見直す方法がおすすめです。

ドコモユーザーにおすすめな光回線

ドコモ光

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ドコモユーザーならスマホ料金がお得になります。

ソフトバンクユーザーにおすすめの光回線

ソフトバンク光

おうち割光セットで携帯料金が永年割引。ソフトバンク光はソフトバンク株式会社が運営している光回線サービスで、フレッツ光回線を利用した「光コラボ」と呼ばれる回線の1つです。

ソフトバンクユーザーで速度にこだわる方におすすめの光回線

NURO光

・最大2Gbpsで回線速度が速い
・他社に比べて月額料金が安い
・ソフトバンクのスマホ代が割り引かれる
NURO光とは大手プロバイダのSo-netが運営している光回線です。ただし、地域限定ですので、事前にエリア確認が必須です。

auユーザーにおすすめの光回線

So-net光プラス

auスマートバリューで携帯料金が割引になる。auひかりはエリア対象外だったという方でも、So-net光は全国に対応しているため、ほとんどの方が利用出来ます。光コラボです。

auユーザーでエリア内の方におすすめの光回線

auひかり

auひかりは他の光回線よりも高額なキャッシュバックがあり、最大10Gの高速通信プランがあります。ただ利用可能エリアがかなり限定されていて、関西・中部地方や沖縄は契約が出来ません。戸建てで契約した場合は解約時に回線撤去工事を強制的に行わなければならない場合があります。

メリット

・auスマートバリューで携帯料金が割引になる
・7つのプロバイダから好きなところを選べる
・最大速度が5G,10Gの高速プランが用意されている

デメリット

・回線撤去費が発生する
・契約できない建物がある
・契約できるエリアに限りがある

auユーザーにおすすめのもうひとつの光回線

ビッグローブ光

auひかりの対象エリア外だった場合、So-net光と同様にビッグローブ光もおすすめします。全国で利用可能です。auスマートバリューで携帯料金が割引になります。BIGLOBEモバイルとも適用可能

条件

光回線を決めたらあとは条件ですね。

契約している光回線の違約金

光回線の契約には2年~3年の契約期間が定められていて、契約期間外(更新月以外)に解約した場合は違約金が発生します。 救済処置として、他社の違約金を負担するキャンペーンを行っている場合もあるので乗り換え先の光回線のキャンペーンを確認しておきましょう。 また、光回線によって違約金とは別に回線撤去費が強制的にかかる場合があります。違約金と合わせるとかなり高額なので、できるだけ更新月に解約して新しい光回線に乗り換えましょう。

光回線の工事費

光回線の工事費はキャンペーンや割引などで工事費が月々割引されて実質無料になる光回線もあります。 工事当日でも無料でキャンセルできる場合があります。

高額キャッシュバックに要注意

超高額キャッシュバックなどを謳っているサイトは条件に複数のオプション加入が必要な場合が多く、受取り条件も複雑なケースが多いです。金額が少なくても良いので確実に受け取れるサイトからの申し込みがおすすめです。

不要なオプションは加入しない

光回線の料金を安く抑えるためには不要なオプションに加入しないことが大切です。

工事日の設定

最後に、工事日は月の上旬に設定しましょう。工事を上旬に設定する理由は、解約を翌月まで持ち越さないようにするためです。ドコモ光やソフトバンク光といった光コラボ間での再転用の場合は工事費はかかりませんが、再転用の対象ではない乗り換えの場合は、撤去と工事が必要になります。

光回線の解約は基本的には即日完了しますが、なかには正式に解約処理が完了するまで数日かかる光回線もあります。もし、月末に解約の電話をしたとしても、正式に解約処理がされるのが翌月になってしまった場合、翌月の月額料金と違約金も支払わなければいけません。

光回線の乗り換えは「工事日を月の上旬に設定し工事が完了してから、今契約している光回線を解約する」流れで行う事をおすすめします。

補足

ドコモ光やソフトバンク光といった光コラボから光コラボに乗り換える場合は工事費はかかりません。

電力系光回線

筆者の場合は電気は電力自由化による乗り換えに着目したため光回線とのセットでの検討はしていません。しかし、地域に特化した回線で電力会社から提供されているので、電気やガスとセットで割引が受けられる場合がありますので、興味があれば検討してみてください。

まとめ

光回線を申し込む前に本当に何が必要なのかじっくり考えてから契約を検討して、スマホのキャリアに合わせた回線を選ぶのがベスト。またキャンペーンやキャッシュバックを上手に活用すれば、さらにお得に光回線を契約することができます。ご自身にあった光回線を見つける助けになれば幸いです。

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